アーユルヴェーダ入門編!これまでの復習★

ここまで、
アーユルヴェーダの入門編として
下記①〜③の記事に分けてお伝えしてきました!

アーユルヴェーダって何?
というところから始まり、

私たちは皆、
3つのドーシャを持っており、
その3つのドーシャのバランスは
一人ひとり違っている
こと。

そして、

ドーシャのバランスは、
加齢や生活環境などによって
日々、変動
をしていて、

バランスを崩すと、体調を崩したり
病気になったりしてしまう

そんなお話をしてきました。^^

スグにすべてを頭に入れることは
なかなか難しいですよね。

記事を読み進めていて、
「あれ?そうだっけ?」
「どういう意味だっけ?」

なんてときは、
もう一度、前の記事を
読み返してみてくださいね^^

 

さて、前回の記事
「本来の体質とは?あなたの体質はこうして決まる」では、

私たちが持つ
3つのドーシャのバランスは、

常に変動をしている
「後天的なバランス」
だけでなくて、

「生まれながらのバランス(体質)」
があって、それを【プラクリティ】
といいますよ〜

といったことをお伝えしました。^^

 

アーユルヴェーダでは、
そのプラクリティが、

「その人にとって一番ベストな
本来のバランスの取れた状態」

であるとされています。

ですので、

病気の予防や、健康、美容のために
ドーシャのバランスを整えるには
「自分自身のプラクリティ」
知っていなければなりませんね。

ということで
今回は、あなたのプラクリティを
調べてみましょう。(^^)/

生まれ持った体質、あなただけのプラクリティとは?


アーユルヴェーダ入門②の記事
アーユルヴェーダの『体質論』一人一人みんな違う!
の中で、少し触れましたが
ここで「ドーシャ」についてお伝えしますね。

ドーシャは、

★Vata(ヴァータ)の性質
〈 空+風 の質 〉

★Pitta(ピッタ)の性質
〈 火+水 の質 〉

★Kapha(カパ)の性質
〈 水+土 の質〉

の3つの性質があります。

まずは簡単に
それぞれの特徴を説明しますね。

ヴァータ(Vata)の性質

●五元素
空+風 の質

●性質
軽い、乾いている、動く、速い、
冷たい、不安定(不規則性)など

●特徴
風のような快活さと順応性。
動きや口調など
動作のすべてが軽やかで活発。

発想力、想像力が豊か、
直感力やひらめきに優れている。

スリムで華奢な骨格、
寒がりで手足が冷たくなりがち。

ピッタ(Pitta)の性質

●五元素
火+水 の質

●性質
熱い、鋭い、少し脂っぽい、
少し臭い、液体性、流動性 など

●特徴
知的で情熱的。
チャレンジ精神旺盛で勇気があり、
リーダー的才能。

完璧主義で短気、
目標を見据えて突き進む。

消火や代謝が活発なため
食欲旺盛で汗をかきやすく
喉もよく乾く。

カパ(Kapha)の性質

●五元素
水+土 の質

●性質
脂っぽい、冷たい、重い、遅い、
安定性、滑らか、柔らか など

●特徴
温厚で寛大、献身的。
平和的で穏やかさと
豊かな愛情があり、争いを好まない。

物事に動じず常に落ち着いている、
地道、マイペース。

体格がよくグラマラス、
溜め込みやすくむくみやすい。

あなたに当てはまるタイプが見つかりましたか?

いかがでしょうか?

すごく簡易な説明でしたが
読んでみて、なんとなく
ご自分が当てはまるタイプが
見つかったかもしれませんね。^^

すべての性質の詳しい特徴は
こちらの記事の中でご紹介しています。

[box06 title="あわせて読みたい"] ・ヴァータ体質の性質と行動特徴とは?風のように動き続ける3つの特徴

ピッタタイプの性格と特徴の総まとめ!診断の5つのポイントとは?

カパ(カファ)タイプはダイエットに不向き?性格と特徴の総まとめ!
[/box06]

 

さて

ここに簡単に書いただけでも
3つのタイプはそれぞれ、
特徴が大きく違っていることが
分かりますよね。^^

例えば、

溜め込みやすく重い性質の
カパタイプ
に対して

ヴァータタイプ
動きがあり軽く乾きやすいという
真逆の性質がありますよね。

むくみや冷えに繋がっている?実はNGなこと!

アーユルヴェーダでは、

・自分のプラクリティが
どのタイプなのか?

・今の自分は
どのタイプが優勢なのか?

をしっかりと理解することで
病気を予防したり、
健康や美容につながると
考えています。^^

身近な例でいうと・・・

例えば、水を飲むことは
美容や健康によいといわれていますよね。

1日に2リットルほどの水を飲むのが
理想などとよく聞きますが、

溜め込みやすいカパタイプが
冷たいお水を
ガブガブ飲んでしまうと...

むくみや冷え
つながってしまいます。(> <)

また、
身体を冷やさず、温めた方がいいと
言われていますが、

すべての体質の方が
ただただ熱いものを摂るのは
オススメできません。。。

なぜかというと、

ピッタタイプの人は
熱を溜め込んでしまうと
体調を崩しやすいので

熱をクールダウンさせるために
例えばペパーミントや
コリアンダー
など

「冷性の質」のものを摂るなどして、
適度に熱を抑えることが
大切なのです。^^

このように、美容や健康に良い
といわれていることでも、
自分のタイプを知らずにいると、

かえって逆効果になってしまう
恐れがあるんですよ!

あなたはどのタイプ?
体質チェックをしてみよう!

それでは、ご自分の体質を
チェックしてみましょう!^^

経験を積んだ
アーユルヴェーダの医師は、
患者さんの脈を診て、

その人の体質や
アンバランスな部分を
判断することができます。

ですが・・・

本来、わたしたちが自分で
ドーシャを判断するには
難しいことです・・・

しかし、現代式の
アーユルヴェーダメソッドに基いて、

わたしたちが
自分で調べる方法があるのです!!^^

 

簡易的な方法ではありますが、
自分のドーシャ(体質)を
判断する目安
になります。

インターネット上を探せば、
アーユルヴェーダのチェック表を
あちこちで見つけることができます。

・・・が、

実は、従来の
アーユルヴェーダチェック表の多くは、
本来のドーシャと
アンバランスなドーシャが
混同されがち
です。

自分の体質をみるには、
周りからの影響が少ない

「幼少期の頃の自分」
「現在の自分」とを分けて
判断する必要があります。^^

「幼少期の頃の自分」とは・・・

周りからの影響を
“強く受けていない時期の自分”
「生まれ持ってた性質」「骨格や肌質など変わらない部分」
を思い出せる範囲でいいのでチェックしていきましょう!

わたしのサロンでも、
こういうチェック表と
「+サロンオリジナルチェック表」と、
個別カウンセリング
を組み合わせて
お客様のドーシャバランスをみています。

今回ここで
ご紹介する簡易チェック表は、
入門シリーズ用にアレンジして作成した
オリジナル簡易チェック表ですので、
これを使ってぜひ、ご自分の『体質』
調べてみてくださいね。^^

✿下の体質チェック表をつかって、
簡単に自分の体質をチェックしてみましょう。

→ 簡易版体質チェック表はこちらから

今回の簡易版体質チェック表で
判定できるのは、

「どのドーシャが優勢で
バランスをくずしやすいドーシャか」

ということ。

つまり、

あなたの持つ割合が多いドーシャ

=(イコール)

増えやすく乱れやすいドーシャです。

それはがあなたの『 体質 』と捉えます。

 

 

チェックの数の割合で“悪化しやすい”「体質」を知る

 

例えば…

ヴァータのチェックが多い方は、
ピッタやカパに比べると、

ヴァータのエネルギーが
最も乱れやすく、悪化しやすい体質

ということになります。
(ヴァータ性の不調が出やすいということ)

大切なので、繰り返し伝えますが、

わたしたちのドーシャバランスは、
環境、季節、時間、年齢、
食事
など、日々の営みの中で

さまざまな影響をうけて
常に変動しています。

仮に、あなたの生まれつきの体質が
ピッタ体質だっとしても、

毎日、乾燥して
冷たい食事を多く取っていたり、

忙しく動き回ったり、
夜更かしや不規則な生活を
繰り返していたら

(↑これらは
ヴァータが増える要因です)

元々の体質がどの体質であっても
ヴァータが増えてしまいます。

その結果、
ヴァータが増えて悪化すると

便秘、不眠、腰痛、肩こり、
生理不順、生理痛など….

ヴァータ性の症状が
出やすくなってしまうのです。(> <)

まとめ

アーユルヴェーダの知識を身につけて、
日々のケア中に取り入れているのと、

まったく知らないまま自己流
ネットやテレビや雑誌、
口コミなどの
情報だけを鵜呑みにして

「〇〇健康法」「〇〇美容法」
取り入れるのでは、

実際に得られる効果や
カラダへの変化が
まったく違ってきます。(^^)/

自分自身の本質を知らずにいて、
自分には合っていない方法なのに

”効果があるはず”

と信じて取り組みつづけていても
効果がないばかりか
取り組んだ時間もお金も
失ってしまうことに。。。。

そんなのって悲しいですよね…

そうなる前にぜひ、
アーユルヴェーダの知識を身につけ

「本来のあなたの体質に
あった方法」を選択し、

いつまでも健康で、美しく
イキイキとした人生を
歩んでいただきたい
と願っています(*^^*)

自己流や情報だけに頼らない自分に合った「セルフケア」を!

さて、今回は
体質チェック表を使って

あなたの本来の体質
(プラクリティ)

知っていただいたのですが・・・

自分の体質、
ドーシャは分かったけど、

体質を知ったあと、どうしたらいい?

じゃあ、どうすればいいの?
って思いますよね。^^

次回の記事は、「アーユルヴェーダ診断」これを知らないと落とし穴?」
ついてお伝えしていきます^^

最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^^*)

【あわせて読みたい】
■仕事に活かせる「アーユルヴェーダ入門編」シリーズ①〜⑦(この記事は④です)
・アーユルヴェーダ入門⑤:
「アーユルヴェーダ診断」これを知らないと落とし穴?
◆アーユルヴェーダ入門⑥:
カウンセリングに活かせるアーユルヴェーダセルフケア

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